■株式会社土居珈琲 土居陽介さん
「だってこういうことは自分だけ知ってて、にんまりしてたいじゃないですか!」
告白するとぼくも凝り性なので、めぼしい教材はほぼ買って勉強しました。
今もしています。
数ある教材を見た後、なかには
「この内容でこの金額?!商売なめとんか!」
と思った教材もありました。
そもそもなぜそんなにいろいろと教材を買う必要があるのか?
マーケティング・ノウハウのとびらをあけたとき
「とにかく新規の客は、なんとなく集まるもんだ」という考えを
「新規に顧客を獲得するコストを計測する」という概念に変えることで、
商売の楽しさの一歩を知ると思います。
ぼくがそうでした。
その楽しさもつかの間、次にぶつかる壁は「セールスレターが書けん」ということです。
広告を出稿して集客をすることは、案外、キャッチコピーの工夫など、
いきおい一発ごまかしがきく部分があります。
出稿する媒体の場所の良さといった要素もあるので、
自分の力以外の結果がでるときも結構あります。
ですから見込み客をあつめるという事だけ見ると、
商材や、その人のもつ運などによって差が出ると感じます。
しかしその集めたお客を、どう成約していくか?
これは商材も個人差もなく、まず万人の悩みになります。
実際わたしのまわりでも、
「客集めたはいいけど、成約しないんですよ」という方、非常に多いです。
セールスレターの書き方の本などにちょっとふれると
- 物語を作る
- 過去アメリカでうまくいった成功事例のセールスレターを活用する
- とにかく長く書く
などなどありますが、そもそも物語を書けばいいんだと聞いて、物語が書けたら、
世の中苦労しません。
よくわからん中、暗中模索しながら生まれる不安が、
エモエモセールスレターにつながっていったと言うのが私の過去の経験談です。
そんな悩みをもっていたとき、まだ岡本先生とつきあいも浅く、
「ほんまにこの人、実力あるのかよ?」と疑いの眼をもっていた頃、
とりあえず買っとくか、くらいの感覚で買ったのがこの「最強DM作成法セミナー」です。
結果として自分が岡本ワールドにはまっていく入り口になった教材です。
いま現在私の書棚には教材が並んでますが、いつでも取り出せる場所においてあるのが、
このセミナーのビデオです。
実際買ってから3年ほど経過してますが、いまだに機会があれば見ます。
というのも、これは個人的にたべにくい難解な内容の教材のひとつだからです。
見た直後から「ほい、明日から使えて結果出るよ」というものではありません。
しかし見るたびに「あぁ、そうやんな」と発見がある不思議な内容です。
バローロというワインは先天的にだれもが好きになるタイプのワインではありません。
その個性的な味わいは、飲み続けるにしたがって忘れられなくなる、後天的なものです。
(ワインの個性/堀賢一 著)
といった感覚を、私はこの教材には持っています。
コンテンツ最後に先生が
「もうセールスレターに関して、今日話した以上のことはありません。
他いろいろ手を出されても意味がないと思います」
と語っていましたが、それはほんとうにそうでした。
ぼくが他の人に
「土居さん、なにかオススメの教材ない?」
と聞かれて、絶対に教えない教えたくない教材のひとつです。
だってこういうことは自分だけ知っていて、安心してたいじゃないですか!
見た人間の感想として正直な感想を書きましたが、
個人的にはあんまり売れないこと期待してます。